何しろ、江戸時代初期の「小堀遠州」作と伝わるこの庭園、余計な解説は抜きにして、まずは全景をご覧下さい。
そして、名物「大灯籠」。やっと近寄って見る事ができた訳ですが、その巨大さに、改めて驚いて来ました。
庭園の奥部には、豪快な岩組みの「流れ」がありました。今は、水が枯れてしまったそうですが、往時は大迫力だったことが偲ばれます。
園内には、4ヶ所も茶室があり、それぞれ雰囲気が違って変化があります。下の写真の茶室では、茶席も設けられていました。
園路にも様々な趣向が凝らしてあり、下の写真は、敢えて石橋を渡らせるようにしていました。
そして、境内には、徳川2代将軍・秀忠が嫡男・家光の無病息災を祈願して建立したとされる「五重塔」が残されています。
とにかく、池上本門寺は、「日蓮上人」が開山した由緒のある寺院だけに、加藤 清正が寄進した“石段”や本阿弥 光悦が書した“扁額”、勝海舟と西郷隆盛の「江戸城無血開城」会談など、「松涛園」以外にも“歴史”が楽しめる、GOODな場所です。
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