まずは、栄えある入選「市川 裕子」さんの作品です。
都心部の住環境に不足している「自然との共生」がテーマ。今、そこにある危機、ですね。自然をメインにデザインすると、生活機能が疎かになりがちですが、両立させたところが評価されたようです。コンセプトが明確だから、デザインと使いやすさのバランスが良いんでしょうね。まさに、Good-Jobです、市川さん。そして、二人目、「菊地 亮」くんの作品(佳作)。
テーマ「自然と街並みの共生」。コンセプトの出発点は、先の市川さんとかなり近い。しかし、こちらは、自然素材(石材、景石と木材)の見本市かと見紛うようなデザインでオーソドックスな和テイストの庭にしています。緻密で詳細まで図面に表現したことが高評価につながったと思います。正確な性格(?)の菊地くん、おめでとう!更に、三人目の「月野 敦史」くん(佳作)。
出ました「雑木の庭」。説明不要、最近のガーデンデザインの「王道パターン」です。都心で、こんな庭のある家に住めたら最高でしょうね。雑木フリークの月野くんならでは。自分の得意分野で攻めたのが功を奏したようです。おめでとう!以上、今年の全国造園デザインコンクールの結果でした。このコンクールは、部門ごとに応募課題が統一されているので、他校の生徒さんとも「同条件」でのガチンコ勝負。造園系の専門校である以上、毎年、審査結果が気になるところです。来年も是非、入選を!第14期生の皆さん、期待してます!
因みに、過去の受賞作品は、こちらからどうぞ(E&Gアカデミー・ホームページ)。
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