今日の午前中は、高崎康隆先生の「椅子のある庭」課題発表会でした。今年は、総合設計課題・第1回目を夏休み前に行ったので、例年と比べて約1ヶ月遅くなりました。その分、生徒には「考える余裕」があったからなのか?今年も、例年に負けない“力作”が揃い踏み、見応えのある発表会でした。
高崎先生の発表会は、まず、全員の作品を閲覧して、「印象に残った作品」を1人×3作品を選び投票します。投票結果の集計後、上位5名+講師/事務局推薦の生徒が課題を発表する、というスタイル。お互いの作品を評価し合う“切磋琢磨”方式で行います。どの作品に投票するのか、毎年、断腸の思いで、3名を選びます...
課題作品を前に上位5名+推薦作品の発表。共通のテーマは「椅子のある庭」。成果物(課題)の作り方やレイアウトなどは、全て「自由」(用紙サイズはB4限定)。自由度が高いので、それぞれの特長が出てしまう分、やはり、伝えたい事が明確な作品が上位にきます。今年のTOPは、Yさんの作品。なんと、得票率80%超えで、どこかの世界のような決戦投票も必要なし。Yさんの“思い”が前面に出ていて文句なしでした。
今日は、改めて「デザイン=思い」だと感じさせていただきました。1枚のスケッチが伝える設計者の“思い”。今後も続く14期生の課題発表。楽しみです。
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