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2011年12月15日木曜日

第14期生 庭園制作 完成しました!

今日は、庭園制作の最終日でした。2チームに別れてスタートしたのが、約1か月前のこと。
生徒は、それぞれ卒業制作に取り組みながら、同時進行で進めてきた作業も今日で完成。
作品自体は、昨日でほぼ完成していたので、今日は、清掃と仕上げを中心に行いました。

それでは、今年度の庭園制作の成果をご覧ください。
▲こちらは男子チーム。奥のアンテークレンガの壁には壁泉を作りこんで、水の流れを眺めて楽しむのがテーマ。ステンドグラスを嵌め込んだ手前の門扉は、もちろん、生徒の手作りです。

▲そして女子チームの作品。左手のレンガと敷石、フェンスとパーゴラ、そして草花類まで、すべて“白”で統一して、可愛らしさを追及したメルヘン庭園。徹底してます。

午後からは先生方も参加されて、評価会&表彰式を行うのが、庭園制作授業の慣わし。今年は、ご指導をいただいた、小澤、林の両先生以外に、11名の先生がお見えになりました。

こちらの写真は、閲覧後に先生方による作品評価の検討風景。作品の出来栄えを確認しながら、テーマやコンセプトがどこまで表現できているか?多少は、辛辣な意見も飛び交いますが、生徒たちの努力と発想に賛辞が飛び交っていました。


その後は、場所を小澤先生の旧宅に移して、表彰式と懇親会。自分たちの庭を完成させた生徒たちと先生方。話が盛り上がらない訳がありませんね。

先生が10名も参加いただき、生徒たちも、さぞ嬉しい事でしょう。その証拠に、みんな良い表情で写真に写ってます。最後まで充実した庭園制作実習になりました。

小澤先生、林先生、ご指導ありがとうございました。また、評価会に参加いただいた10名の先生方もありがとうございました。

2011年9月13日火曜日

総合設計・第2回目 スタートです!

 E&G東京校・全日制コースでは、今日から、総合設計課題の第2回目がスタートしました。例年通り、第2回目の課題は「まちなみ計画」。限られた日数なので、いわゆる「ミニ分譲」と言われる規模(全6棟)で取り組んでいます。
 初日の本日は、竪川先生から生徒達に「まちなみ計画の極意」を伝授です。竪川先生は、戸建てのエクステリアデザインもさることながら、過去に某ハウスメーカーでまちなみ計画を担当していた「筋金入り」のエキスパート。今日の講義は、課題の作成に、かなり参考になったのでは?
 課題として出された「全6棟」の住宅地は、敷地や住宅も“現実的”な規模です。課題なので、もちろん“架空”ですが、完成した生徒作品を見ると、毎回“そのまま作れるのでは?”と思えるくらい“現実的”です。
▲課題図面。駐車場の位置が決まっているように見えますが、変更は可能です。
 今回は、「プレゼンテーション」を重視した課題なので、資料の作り方にも個性が出ます。その意味でも楽しみな課題です。
 そして、現在、生徒達は、日比谷公園ガーデニングショーの出展準備にも余念が無く、そちらも頑張ってます。入学から半年が経過した第14期生。今から年末にかけて、ほんの少しだけ、忙しくなるかもしれません...

2011年8月29日月曜日

「椅子のある庭」課題発表会(第14期生)

 
 今日の午前中は、高崎康隆先生の「椅子のある庭」課題発表会でした。今年は、総合設計課題・第1回目を夏休み前に行ったので、例年と比べて約1ヶ月遅くなりました。その分、生徒には「考える余裕」があったからなのか?今年も、例年に負けない“力作”が揃い踏み、見応えのある発表会でした。
 高崎先生の発表会は、まず、全員の作品を閲覧して、「印象に残った作品」を1人×3作品を選び投票します。
投票結果の集計後、上位5名+講師/事務局推薦の生徒が課題を発表する、というスタイル。お互いの作品を評価し合う“切磋琢磨”方式で行います。どの作品に投票するのか、毎年、断腸の思いで、3名を選びます...
 課題作品を前に上位5名+推薦作品の発表。
共通のテーマは「椅子のある庭」。成果物(課題)の作り方やレイアウトなどは、全て「自由」(用紙サイズはB4限定)。自由度が高いので、それぞれの特長が出てしまう分、やはり、伝えたい事が明確な作品が上位にきます。今年のTOPは、Yさんの作品。
なんと、得票率80%超えで、どこかの世界のような決戦投票も必要なし。Yさんの“思い”が前面に出ていて文句なしでした。
 今日は、改めて「デザイン=思い」だと感じさせていただきました。1枚のスケッチが伝える設計者の“思い”。今後も続く14期生の課題発表。楽しみです。

2011年8月19日金曜日

夏休み明け再始動!全日制コース

 東京校・全日制コースは、夏休みが明けて、昨日より再スタートしました。今年の夏休みは「8日間」。普通の学校は、2ヶ月くらい休みますが、E&Gアカデミーの場合は「お盆休み+数日」。授業は、1年間(実質11ヶ月)ですから、カリキュラムを優先すると、どうしても長期の休みは取り難くなります...
 閑話休題、今日のエクステリア設計課題は、“即日完成”がテーマ。一日(5時間)で、エクステリアの設計課題を完成させました。
入学から「丸4ヶ月」。気がつけば、一日でプランニングから平面図まで出来るようになっている生徒たちの姿に、改めて感心しました。先の総合設計の経験が、良い形で活かされているようです。
 終了後は、それぞれの課題を閲覧。「他の生徒は、どんな設計をしたのか?」お互いに確認~今後の参考にします。
 それにしても、今日の生徒達の“集中力”は凄まじく、授業中に聞こえるのはクーラーの音だけでした。これも「総合設計」効果なのか?でも、休憩は取りましょう。松枝先生が心配されてましたので...

2011年8月7日日曜日

第14期生 総合設計・課題発表会

 
一昨日の8月5日(金)は、全日制コースの「総合設計・発表会」でした。今回は、入学して第一回目の課題発表会。制作期間は、約3週間。実際の仕事を想定した、一戸建て住宅のエクステリア&ガーデンをトータルで考え、設計図面(施工図面含む)とスケッチパースを作成しました。
 課題の指導を担当いただいた先生方と同級生を前に、自分のデザインを発表します。
 例年、一回目の発表は、生徒達も慣れていないので、全体的に“グズグズ感”があるのですが、今回は、殆どの生徒が、とても解り易く発表していて、ちょっとビックリしました。先生方も同じ感想だったので、決して私の“ひいき目”ではなかったようです。
 次回は、「まちなみ計画」に取り組みます。今回の感じだと、次もかなり楽しみです。
 
 発表会の後は、“打ち上げ会”。これは、E&G東京校の恒例ですね。「頑張ったから、お酒も美味しい」。
先生方と話す内容も、これまでとは少し違っていたようで、次の課題に向けた相談やアドバイスが飛び交っていました。
 乾杯と同時に眠りに落ちていた、生徒のHくんが目覚めたので、男子テーブルを撮影。
Hくん、次回は、スケジュール管理をバッチリして、睡眠時間の確保、お願いしますね。

2011年7月28日木曜日

園芸実習 第二回目です

 今日の全日制コースは、「園芸実習」授業でした(場所:実野里ガーデン様)。
 前回の授業は、ほぼ1ヶ月前。暑くなり始めた時で、外に立ってるだけでもシンドイ状況でしたが、今日は、然程の暑さでもなく、作業も快適でした。
 最初に、前回(6月30日)に植え込んだ草花が、1ヶ月経過して「どんな状態になっているか?」を先生と一緒に確認しました。環境に適応できずに枯れてしまったもの、予想以上に“雑草”が伸びていたりと、それぞれの植物が生長する過程を実際に見ていきます。
  剪定(手入れ)の仕方も、植物ごとに全く違うので、大嶋先生から、それぞれの植物に適した手入れを教えていただきました。草花も“維持管理”することで、初めて“庭(植え込み)”として成立する、ということが良く解ります。
 そして、本日の昼食は、生徒さんたちと実野里ガーデン内のレストランで「タコライス(写真参照)」をいただきました。ドリンク、デザート(特製ヨーグルト)付きで、1,000円です。オススメですよ!
 午後からは、「寄せ植え実習」。生徒各自で作るのと、チームに分かれて作るのと、2パターンを行いました。大嶋先生にアドバイスをいただきながら、自分の“お気に入り”の草花でコンテナを作ります。
実野里ガーデンさんで販売している苗から選ぶので、それぞれの“個性”が出ます。落ち着いた草花を選ぶ生徒もいれば、濃い色の花(派手?)を選ぶ生徒もいて、深層心理、というと大袈裟かもしれませんが、かなり興味深いですよ。
 チームごとの寄せ植えも、今年は、それぞれの個性が出て、特長的でした。夏らしく明るい草花を選んで、「ゴージャス」をテーマにしたのが男子チーム(下の写真)。
確かに「ゴージャス」でした。
 女子チームのテーマは、「落ち着いた大人の雰囲気」です。
こちらも、落ち着いてました。間違いなく。
 テーマを“自由設定”にすると、確実に“個性”が飛び出して、意外な一面が垣間見えます。何かに縛られている時は、良いアイデアが出ないですよね、確かに。

2011年7月20日水曜日

施工実習 植栽の移植と剪定編

 台風の影響も何のその。生徒達の祈りが通じたのか?今日の施工実習は「小雨」に降られる程度で、炎天下に比べたら、“快適”この上ない実習日和でした。
 とは言え、時折、雨足が強くなったりもするので、“延段”作りは、“モルタル”を使うため、残念ながら次回に延期。今日は、「植栽の剪定」と「移植」を行いました。
 林先生から、植栽移植の手順説明があり、その後、実際に「根巻き」のやり方を見せていただきました。
生徒は、“縄”の結び方から練習です。造園の作業は、見ているだけだと、簡単に出来そうな気がします。で、実際に自分でやってみると、これが意外と難しくて、覚えたようでも、すぐに忘れてしまいます。何事も“繰り返し”ですね。
 “縄”の結び方に慣れたところで、一人づつ「根巻き」に挑戦。
生徒達が悪戦苦闘しているうちに、気がつけば、昼休みの時間でした。

午後からは、植木の「剪定」を行いました。
「剪定」の基本は、「切る枝と残す枝を考えながら、樹形を整える」ことですが、これまた、簡単には判断がつきません。初回から上手にできる訳も無いのですが、「剪定の考え方」は充分に理解できたのではないでしょうか?
 実際に作業して体験することは、何よりの勉強です。この世界では当り前の事でも、殆どの生徒は「実際にやったことがない」ので、当然できません。やはり「やったことは理解していく。」ですね。
 
 今日の作業を見ている限り、E&Gアカデミーも、やはり“なでしこ”が強そうです。これも“時代”の流れなのか...
そんな折、H君の背中に、開き直りとも思える“男の矜持”が... 男子たるもの、これくらいの気持ちで生きろ!ってことでしょうか?

2011年7月15日金曜日

個人邸の庭 見学授業 

 
 昨日の全日制コースでは、越智千春先生(SOYぷらん)が手掛けた「個人邸の庭」を見学させていただきました。
 今回は、神奈川県横浜市の某住宅街にある個人のお客様のお宅を「3件」見学させていただきました。東急田園都市線の「I」駅で集合して、見学スタートです。
 最初のお宅「S様邸」は、お客様の要望を入れながら、都合10年以上かけて、じっくり作り上げたお庭です。
お庭の中央に佇む、一本の大きな「アカシデ」がもたらす緑陰効果。灼熱の太陽を遮って、驚くほど涼しさを感じました。
 2ヶ所目は、卒業生がお世話になっているガーデンデザイン会社「LEAD」様の『あざみ野本店』を見学させていただきました。
店内では、お洒落なガーデングッズや草花を販売している素敵なお店です。卒業生のKさんは、お客様との打ち合わせで不在。残念でした。
 そして、また、個人邸の見学へ。越智先生のお庭の特長は、樹木の足元まで芝生で被う「超自然風」。一般的には、樹木の足元は、当然、日当たりが弱くなるので、「芝生は枯れやすい」のですが、越智先生は、独自に、複数の芝生の種子を混ぜ合わせ、「日陰に強い芝生」を作っています。物凄いノウハウです。
 最後のお庭は、ガーデンリフォームの物件。Beforeの写真を見せていただいたのですが、After(現在のお庭)を見て驚くばかり。樹木の種類と植える場所、芝生や下草の使い方など、同じ場所とは思えない程、様変わりしていました。
これは、お客様も喜ぶと思います、確かに。
 “酷暑”の中でも、樹木が作り出す「緑陰」や「涼風」のお陰で、涼しく過ごすことが出来ます。今更ですが、植物を増やせば、間違いなく部屋の温度は下がるので、節電にも効果覿面ですね。マスコミの皆さん、植物の効果を、もっと大々的に謳ってください。エクステリア&ガーデンの時代が来る!ことを願って止みません。
 
越智先生、SOYぷらんの皆様、暑い中、ご案内ご説明をいただき、ありがとうございました。

2011年7月10日日曜日

プレゼンテーション「対人接客」編

 
一昨日の全日制コースは「プレゼンテーション」を行いました。生徒は“自分なり”に、設計図面などの「プレゼン資料」を用意して、お客さんに説明するという、実際の仕事の場面を想定した“練習の場”でもあります。
まずは、竪川先生から、ロールプレイングの流れを説明していただきました。説明者、お客様役、タイムキーパー、コメンテイターなど、それぞれが役割を順番にこなして行きます。
 自分の考えをお客様に説明するというのは、どんな場面でも緊張します。こういう場面で「平常心」を保つのは難しいはずですが、気心の知れた仲間同士、お互いに緊張をほぐしながら、真剣に取り組んでいました。
 説明者とお客様役を、それぞれに交代しながら進めて、自分が説明するだけでなく、お客様の立場から質問したり、相手を評価したりすることで、「自分に不足している部分」を確認します。
 「デザインを考えて、お客さんに見せるために図面や資料を用意する」→「お客様に説明する」→「質問を受ける」→「答えられない」→「自分で調べる/先生に確認する」→「自分の知識として蓄積される」というのが、“知識習得”の必然的な流れ。
 来週からスタートする「総合設計課題」は、この流れで毎日を過ごすので、レベルアップのスピードが加速します。暑さ対策には「充分に睡眠をとる」のが一番。授業時間内に集中して課題に取り組んで、充分な睡眠時間を確保しましょう!

2011年7月6日水曜日

施工実習 ブロック塀の工事

 本日の全日制コースは、施工実習「ブロック塀の工事」と「自然石乱貼り工事」でした。日本全国、どこに行っても、この暑さ。40分ごとに木陰で休憩+水分補給しながら、実習の予定を消化して行きます。
 前回から引き続き、2チームに分かれて、ブロック塀の積み工事を行い、塀そのものは午前中で完成させて、昼食を挟み、天端を「モルタルの刷毛引き」で仕上げました。
 頻繁に休憩+水分補給を取りながら、「自然石の乱貼り」にチャレンジです。林先生から、石の「切り方」を見せていただきました。
「自然石の乱貼り」は、石の形をその場で加工しながら貼り合せますが、石の端部を金鎚で叩いて形を作りますが、この作業は「石を割る」ではなく、「石を切る」と言うそうです。林先生のように、キレイに出来れば、まさに「切る」ですが、そう簡単には、思うように切ることができず、「切る」つもりが「割って」しまうことも、しばしば。それでも、全く問題なし。施工実習の目的は、「上手に出来る」ことでは無く、「作り方を知る」こと。「やった事は理解していく」です。
そして、今日は、こんな感じで終了しました。
 実習場所の周辺は、雑木林があり、武蔵野の自然がたくさん残っています。今日は、「シオカラトンボ」を見かけました。
トンボも、さすがに夏バテ気味のようで、近付いても全く逃げようとしませんでした...
 まだまだ、暑くなるんでしょうね...次回は、「延段」を作りますので、雨でも困るのですが...